第30回武庫川ユリカモメウルトラ70㎞マラソン 完走備忘録③

ウルトラマラソン

ここまで
スタート~10㎞ 56分
~20㎞ 56分
~30㎞ 56分
~40㎞ 56分
でイーブンペース。

42㎞地点を3時間57分で通過し「サブ4」達成☺

武庫川ユリカモメウルトラ70㎞マラソン概略図

41~50㎞

3週目の最北を折返して報徳学園横のエイドで給水、800mほど南に下り3回目のトイレ、47㎞地点。
足を止めるたびに筋肉の痛みがひどくなっている。
両大殿筋、右の中殿筋、とにかくお尻まわりと腰が痛い。
走ると少しマシになるので出来るだけ止まらないように先を急ぐ。

痛いがまだ絶叫レベルではない「まだまだいける、大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながらスタート付近49㎞地点のマイエイドに到着。
OS-1とビタミンレモンドリンクを飲みビタミンゼリーを手に取り1.3㎞先の最南端折り返しに向かう。

武庫川大橋付近 最南端折り返し

この区間10㎞は58分と2分ペースが落ちました。

51~60㎞

最南端を折り返し再びスタート地点付近のマイエイド(51㎞地点)でOS-1ドリンクを補給。
ここで「魔法の黒い水 コーラ」を投入。
想定どうり心も体も復活、いつもながらウルトラマラソン時のコーラは効きすぎるほど効く。
「絶対なにかヤバイものが入っている」と思いながらもコーラに感謝。
飲み干したビタミンゼリーはゴミ箱に捨て、この日3個目のOS-1ゼリーを手に4週目の北上。
エイドでの補給時間も徐々に長くなり51㎞目は1キロ6:26。

いつもは脚に優しい土のコースだがボコボコ道の石に脚をとられるようになる。
腹筋も弱ってきているので態勢を維持するのもツライ。

OS-1ゼリーを少しづつ口に含んでいるおかげでのどの渇きはなく、報徳横のエイドはスルー。
土から舗装路への変わり目の小さな下り坂がキツイ、腰とお尻が痛い。

最終の最北端を折り返しエイドで給水(58㎞地点)。
少しでも止まると痛みが増し増しになるのでゆっくり走りながら給水。

この区間の10㎞はエイド以外はキロ5分台を維持しながら59分。
少しづつペースが落ちているが大きな落ち込みではない。

40km以降の1㎞ごとのラップ

61~70㎞

62㎞地点、土のコースに戻り報徳学園横エイドで給水。
800m先で4回目のトイレだが、段を上り下りするのがキツイ。
給水とトイレでキロ7:03、この日初めてのキロ7分台💦

喉の渇き、お尻と腰の痛みに腹筋痛まで加わり姿勢が維持できない。
無理に前に進もうとして肩と背中に力が入って硬くなっている。
明らかに脚が上がらなくなって何度も石につまづく。

再びスタート地点(64㎞地点)、あとは3㎞北上して折り返してゴールするのみ。
スタート地点の数10m先にあるマイエイドが遠い。
「数10mでも走る距離を短くしたい、しかしコーラも飲みたい」、葛藤の末マイエイドは諦め少しでも早くゴールを目指すことに。

最終周回の目印の赤いタスキを受け取り肩にかけ最後の北上。

「痛い痛い、歩きたい歩きたい!」走りながら心の中でネガティブが。
こんな時こそと3月神戸六甲縦走トレイルランで暑すぎて脱水で両足を攣りながら走ったこと、六甲縦走キャノンボールで極寒の雪の中半分寝ながら走った苦しい時を思い出し「あの時よりまし、大丈夫大丈夫、まだいけるまだいける!」とポジティブに切り替える。

何度もすれ違う「ねこの着ぐるみランナーガットさん?」の応援がありがたい。

最後の報徳学園横の折り返し(68㎞地点)、給水時間が長くなりキロ6:50に落ちる。
痛みは増すものの、あと2㎞と思うと気持ちは楽になる。
「サブ7」は確実なので力を抜いて一歩一歩しっかり良いフォームを意識しなおす余裕も。

ゴールテープを切り大会スタッフとコースに礼。

6時間46分48秒、「サブ7」達成!!
と同時に激痛が、お尻の筋肉痛がひどく特設のマッサージステーションへ向かい臀部中心に腰と背中までをほぐしてもらい楽に。

コーラと食べ忘れていた黒糖を補給し少し落ち着きようやく70㎞走った達成感が湧いてくる。
とにかく無事に完走できて良かったと思うとともに
「もう当分走りたくないし、ウルトラマラソンには出ない!」と、
いつものように思う。

ゴール付近で記念撮影


コロナでどうなるか分からない状況の中、3年ぶりに大会を開催運営して頂いた主催者、大会スタッフに「感謝!」

ありがとうございました。

完走メダル

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