こんにちは、ひできちです。
次週の生駒トレラン(夏山)に向けての練習、新しいシューズの試履を兼ねて、芦屋川~六甲山頂~宝塚を試走。
久しぶりのトレイルは本格的に夏に入り、続いていた豪雨により変化していました。
夏山の装備は大事ですが、心の準備も忘れてはいけないと思うほど今回のトレランは苦戦しました。
荒れたトレイル
連日の雨で土砂や石がトレイルに流れ、滑りやすく不安定になっています。
履き慣れないシューズでのトレランということもあり、上りも下りも滑り転倒しかける場面が多くありました。
水溜りでぬかるんでいるトレイルや増水している川や沢も多いです。
水溜りはやむなく突っ込むことが多いですが、渡河時に石の上で滑り、転倒や怪我をしないように、ゆっくり慎重に進むよう注意が必要です。
特に雨の後のトレイルでは、履き慣れた靴で、普段以上にゆっくり走ることが大切です。
足が水に濡れることも多く、爪が柔らかくなり痛めたり剥がれたりするのでテーピングでの爪対策は必要でした。
キモイ、怖い虫
夏と言えばセミ、トレイルを走ってくるランナーに驚き木から飛び立ち容赦なく顔、手足、身体に体当たりしてきます。
最初はビックリと気持ち悪さで動揺しますが何十回も体当たりされると慣れてきます。
それより怖いのは、デカいスズメバチ。
巣に近づいたからか、威嚇するように周りを飛び回ります。
人の汗や糖分の入った甘いジェルにも反応するので注意が必要です。
今回も山頂でジェルを補給している時に襲われました。
そっとその場を離れ、何事もなく過ごしましたが、もしもの時のポイズンリムーバーは必要と感じました。
持っていかなかったので反省です。
植物の成長
成長の早い笹にも注意が必要です。
六甲山頂から宝塚に至る六甲縦走の後半部、雨と晴れの繰り返しで予想以上に笹が生い茂りトレイルを隠すほどです。
足元の見えないトレイルは危険です。
茂みの下のトレイルの状況が分からないので、笹をかき分け、足裏で地面と対話し、そっと歩きながら進むしかありません。
笹についた雨露が脚を伝いシューズの中がぐちゃぐちゃに濡れます。
水分で柔らかくなった爪は、傷み剥がれやすくなります。
また、笹と笹の間に張られた蜘蛛の巣は体中に何十回もまとわりつきます。
格別に気持ち悪いです。
最初は、身体についた巣をはがしていましたが、キリがないので途中からやめました。
これから“六甲山頂-宝塚”コースを検討のランナーの方は笹と蜘蛛の巣への心の準備をお願いします。
補給
トレイルの生命線は水分の補給。
幸い早朝の夏山は涼しく、3時間以上走りましたが1ℓのハイドレーション半分使用で済みました。
補給は“早めに、こまめに、少しずつ”
1kmごとに一口づつ口にふくみ、後半は塩熱サプリを一緒に摂りながら脱水症状にならないように注意しました。
給食は、人それぞれでしょうがエネルギージェルやパワーバーは複数本携行した方が良いでしょう。
僕は補給が無くても大丈夫な部類なのでジェル1個で十分でした。
今回の六甲は、大会への練習やシューズ慣らしの他にも、夏山特有の虫や成長の早い植物、悪路への気持ちの準備が必要なことなど学ぶことが多い苦しくも楽しいトレランでした。
今回のトレランを糧に、次週の生駒では良い走りをしたいものです。
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