先週末から昨日にかけて鳥取旅行に行ってきました。
旅行といえば観光やグルメ、温泉での癒しなどの楽しみがありますが、ランナーにとっての楽しみは何といっても「旅ラン」です。
日々目標を持って取組んでいるランニングもツライ・キツイ・しんどいばかりでは長続きが難しいです。
気分転換や休養を上手に取り入れながら継続していきたいのが本音。
僕も鳥取で「旅ラン」を行い、久しぶりに楽しむことが出来ました。
今回は鳥取のコースを紹介がてら「旅ラン」の良さをお伝えしたいと思います。
楽しい下調べ
久々の「旅ラン」。
しっかり調べてからランを楽しみたいと思い旅行前日からグーグルマップでコースを探索。
朝食と温泉もゆっくり楽しみたいので15㎞、2時間コースを設定します。
行きたい場所は鳥取砂丘と鳥取城跡。
鳥取砂丘は宿泊先から7㎞先にあり往復し、帰り道に鳥取城跡によれば時間も距離もほぼ設定どうり。
5時起きですぐに出発し7時前には戻ってきたい。
下調べの段階からワクワクして気持ちが高ぶってきます。
最高の気分転換
午前5時にパキッと目覚めて、すぐに準備が出来るようにと枕元に置いておいたランニングウエアに着替えます。
4月でも寒い山陰の明るくなりかけた朝、グーグルナビを移動したスマホ片手に鳥取砂丘に向けてスタート。
地図を覚え、感と標識だのみで目的地まで走っていた10年前の出張ランと比べると便利になったものです。
1㎞で県庁や図書館を過ぎ、2㎞で鳥取城跡を通過。
山陰道に入り鳥取バイパス方面に向かいます。
途中で一級河川の袋川を2回渡り、鳥取バイパスをくぐり抜けると1㎞程度の上り坂がやってきます。
そこそこキツイが程よくちょうどいい上り坂、近所にもこれくらいの坂があれば良い練習になるなと思いながら気持ちよく上ります。
中腹からは鳥取市街が見え、立ち止まって休憩と撮影。
坂を上り砂丘トンネルを抜けるとすぐに鳥取砂丘が見えてきます。
多鯰ヶ池を右手にのぞみながら鳥取砂丘の入り口まで真っすぐな湯山鳥取線を進みます。
左に砂丘、右に池、道路沿いには満開の桜が美しい走りやすい道。
トンネルから砂丘入口までの500mは最高に気持ちの良いランニングコースです。
ゆっくり景色を楽しみながら走り、ときどき撮影のために足をとめタイムを気にしないことで脚の休養にもなりますね。
おもわぬ負荷トレーニング
砂丘に立ち入り少し走るとサクサクの砂質で柔らかく気持ちの良い着地感。
見て引き返すつもりが砂の感触を楽しみたくなり砂丘に下り進んでいきます。
深入りする前にと戻りましたが、帰りの上りは砂に足をとられ、腕を振り背中の筋肉を使い脱出。
もう少し砂を楽しみたいと思いつつ、昼もまた来るので鳥取城跡へ。
鳥取城は豊臣秀吉の中国・因幡攻略で兵糧攻めにされ悲惨な“渇え殺し”の舞台になったことでも有名です。
博物館のある橋から城門に向かいます。
各所で桜が満開になり一年の中でも最もお城が美しく見える時期でしょう。
3階櫓跡まで上ると鳥取市街を一望することができます。
ここも桜が満開で敷地が広いため絶好のお花見スポットのようです。
桜で彩られ、眺めが良く歴史ある城郭の跡のある街、うらやましい限りですね。
櫓跡まで走って上ったため、階段トレーニングをする羽目に。
砂丘での砂浜走も合わせて思わぬ負荷トレーニングを行うことになりました。
グルメもプラス
鳥取砂丘にはプリン専門店の“Totto PURIN”というお店があります。
名物は「砂プリン」、砂丘の砂をイメージした粉末カラメルを卵黄だけを使い、甘い香りを引き出すために最高級の天然バニラビーンズを贅沢に使用したプリンの上にまぶして食べる逸品。
当然、早朝は開店していないのでお楽しみはお昼になります。
走りながらご当地の有名なお店を見つけ、美味しいものをいただくことも「旅ラン」の醍醐味のひとつですね。
ピッタリ15㎞、ランニング時間は1時間24分、キロ5分37秒。
ゆっくり朝の温泉と朝食も楽しむことが出来ました。
コースの下調べの段階から想像を膨らまし、知らない土地を走り景色やグルメを楽しめること。
いつもとは全く違う場所を走ることで気分転換や脚休め、ときには偶然の負荷トレーニングとの出会い。
「旅ラン」には普段にはない魅力がたくさんあります。
「旅ラン」の機会を多く持ち、楽しみながら末永くランニングを続けたいですね。
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