神戸マラソン2024の結果は3:06:42(ネット)。
11月にしては暑い気温の中、後半失速し目標のサブ3を達成できませんでした。
その3週間前の金沢マラソンでは、暑さの中を3:03:58と良い手応えだっただけに残念な結果です。
少しコンディションが悪くても3時間以内で走れる力がなかったということでしょう。
また、金沢マラソンから神戸マラソンまでの3週間の調整も振り返れば改善点が多かったと思います。
今回の記事では、次の大会に向けての自身の反省と大会を控えたランナー向けにレース間の調整を中心に大会の反省も交えて記載をしていきます。
この投稿がレース間の調整に悩まれているランナーのヒントになれば幸いです。
金沢マラソン後3週間の調整内容
金沢マラソン後のトレーニングは2日後から再開、ゆっくり目のEペース走を中心に週間走行距離は70kmでした。
ペースの速い練習は行わず回復に努めました。
2週目は、月曜日にハーフマラソンの大会に出場、ペース走とインターバルを各1回行い週間走行距離は96kmでした。
神戸マラソン当週は、短めのペース走と3日前に2000m×2(キロ3:55)を行い、当日までの走行距離は51kmという内容です。
トレーニングについての反省
トレーニングでの大きい反省点は、距離を踏み過ぎたことです。
金沢マラソンで30km以降失速したことで走り込み不足を痛感。
ゆっくりとはいえ大会の2日後から20km近く走り、疲労が抜けきらないまま練習を継続しました。
自分ではスピードも距離も控え目にして疲労回復に努めたつもりでした。
しかし、大会の3日後から口内炎ができ内蔵の疲労から不調を感じます。
金沢マラソンの翌週は、週間50km程度で調整した方が良かったと思います。
疲れを引きずったままの翌週のハーフマラソンも不本意な結果に終わります。
ハーフマラソンの不出来に焦り、翌日に22kmの距離走。
大会+ポイント練習を2回行い週間100km近く走る結果になりました。
ここでも練習強度と量を落としきれませんでした。
この週も休息日をとり強度を落とし週間70kmくらいに留めておくべきでした。
当週は走行距離を落としましたが、蓄積した疲労は解消できなかったようです。
大会当日のガーミンのトレーニングレディネスは49と疲れを現す数値で神戸マラソンを迎えることになりました。
休養についての反省
記録を狙いに行った大会後、最も重視したいのは休養です。
大会が終わった後にどれだけ休養を取れるかで、次の大会で好走できるかどうかが決まるからです。
大会では身体だけでなく内蔵にも大きな負担が掛かっています。
身体に大きなダメージがなくても、体の内部に疲労が溜まっているのです。
内部の疲労が抜けきらないままにトレーニングを再開すると、さらに疲労が蓄積し次の大会のパフォーマンスに悪い影響を及ぼします。
筆者は金沢マラソンの後、体のダメージが少なかったので2日後から練習を再開し内蔵の疲労を蓄積させてしまいました。
今回は、少なくとも3日間は休養が必要だったでしょう。
食事についての反省
大会後はどうしてもお腹が空いて食事量が多くなります。
金沢マラソンの後も例外ではなく、大会直後からラーメン、帰りの電車の中でもパンやお菓子を貪り食っていました。
2週間断っていたアルコール、カフェインも解禁。
大会後2~3日は多飲多食で過ごしました。
大会後に食べ過ぎてしまうのはいつもの癖ですが、50代に入ってからは消化機能が衰えたのか内蔵に疲れが出てすぐに口内炎が出来るようになりました。
年齢とともに大会後2~3日は多飲多食は控え、つとめて消化の良いものを食べる方がよさそうです。
アルコールやカフェイン断ちの反動にも注意したいですね。
本番(神戸マラソン)振り返り
疲労残りで臨んだ神戸マラソン2024は、後半失速。
1~2kmの最初の渋滞で少し焦り、前に抜けるために走りが荒くなる。
5kmでやっと3時間15分ペーサーに追いつきさらに焦る。
焦りは禁物と思いながら気持ちは前へ前へ。
気持ちと動きのバランスが取れないまま10kmを通過。
10kmからは細かいアップダウン。
上り頑張りすぎず、下りは自然に走ったつもりだったが、下りが荒っぽくなっていました。
後から見るとペースは安定しているが、集中力は欠いていました。
20kmからはモルテンジェルの補給に手間取り、ややラップを落としたところで焦りがでます。
この時点ですでに呼吸と体が苦しい。
明らかに調子が悪かったが、弱気は禁物と無理をする。
立て直そうとすると余計に体に力が入り、ズルズルとスピードが落ちていきました。
30km過ぎで手元の時計と脚の残り具合から、サブ3は断念。
そこから更に集中力を失い失速の一途をたどりゴール。
暑さもあったが、金沢マラソンの時より明らかにキレがなくバテるのが早かった。
金沢マラソンから3週間の調整がうまくいかなかった結果が見事にでたようです。
まとめ
レース間の調整で一番必要と考えることはメンタルコントロールです。
大会を終えて、さまざまな反省や課題が出てきます。
次の大会に向けて、課題に対して修正できることを早く試してみたいと思います。
しかし大切なことは、しっかり休養を取って身体も内臓も整えることです。
筆者は金沢マラソンが好感触だっただけに、早く上積みをして神戸で更に良い結果を出したいという気持ちに負けました。
その結果、十分な休養を取らずに練習を再開し、本番で思うようなパフォーマンスを発揮することが出来ませんでした。
更に神戸マラソン後も風邪をひき、こじらせ長引くことになります。
焦りは禁物です。
今回のことで焦って早く練習を再開してしまうことや、思いのままに多飲多食を行うことをコントロールする力が大切だと感じました。
他人にアドバイスするときのように、客観的に自分を見て行動を律していきたいものです。
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