こんにちは、ひできちです。
上手に着地して故障やケガを減らしたい、フォームを良くして楽に効率的に走りたい、時短で走るために必要な筋肉を鍛え走力を向上したい。
今回は、そんな全てのランナーの願いを叶える素敵なシューズを紹介します。
2017年にテレビで放映され話題になった池井戸潤さん作の「陸王」。
役所広司さん演じる老舗足袋メーカー“こはぜ屋”の社長が、足袋製造の技術を活かしたランニングシューズづくりをきっかけに事業再生に奮闘するお話。
その「陸王」の話題も少し落ち着いた2019年ごろ、当時履いていた“XERO SHOES”サンダルが寿命を迎え、素足感覚で履けるランニング用のシューズを探していた時にインターネットで出会ったのが、「ランニング足袋 無敵」。
「陸王」の作者、池井戸氏が取材に訪れたこともある埼玉県行田市にある「きねや足袋株式会社」が製造しています。
ランニング足袋 無敵 スペック
まず感動したのが、軽量とフィット感。
26.5㎝で約160gの軽さ、無駄な機能性をすべてそぎ落としているからこそ実現できる軽量。
裏材の柔らかい布が表面の素材と丁寧に縫い合わせてあり、履いた時にありがちな当たりやストレスが全くありません。
ナイロン系の表面素材は側面から踵にかけて平行なステッチが何本も走っていて丈夫なつくり。
踵のゴムは少しきつそうに見えますが実際履いてみるとゆるくもきつくもなくピッタリとアキレス腱部分にフィットします。
今までに、このランニング足袋を履いてマメや擦れが起こったことは一回もありません。
底は天然ゴムを使用した5㎜のラバーソール、手作業でアッパー素材と縫い付けられています。
現在、2代目を履いていますが初代は約600㎞履けましたので、走り方にもよるとは思いますが、耐久性は抜群ですね。
ロースペックなことが逆にハイスペックランニングシューズに負けないメリットを多く生み出している足袋です。
着地の改善
底が5㎜ということもあり、履き始めはとにかく痛い。
ランニングシューズでは感じない小石や道路の凸凹をダイレクトに感じられます。
まさに裸足感覚。
慣れてくると意識なしでも着地の仕方は自然とつま先から足全体になります。
脚や身体に負担を与えないために、リラックスして柔らかく足をそっと地面に置く感覚が分かってきます。
フォアフットやミッドフットに着地を変えたいランナーには、無理なくフットストライクの位置を変えることのできる「無敵」はおすすめです。
フォームの改善
「無敵」ではハイスペックのランニングシューズで得られる衝撃吸収や反発は全く期待できません。
ランニングシューズと同じようなスピードを出すためには普段使っていない筋肉を自然と使うようになります。
最初に「無敵」でランニングしたときは、脛とふくらはぎの上の方の筋肉が痛くて2~3㎞が限度でした。
また、お尻や背中をしっかり使わないと前に進まないので自然と胴体を使った走りになります。
ランニングシューズを使っていかに脚だけで楽に走っていたのかが良く分かりました。
足の前方から優しく着地して、お尻や背中などの後方の筋肉を使いながら体全体で走る筋力が時短で身につくことは大きなメリットです。
コストメリット
「無敵」価格は5,500円(税込み)なので、ランニング用のシューズと考えると値ごろな価格。
さらに400~600㎞は十分に履ける耐久性を考えるとコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
サイズ感は小さめなので0.5~1.0㎝大きめのものがぴったり合います。
僕も普段は25.5㎝ですが「無敵」は26.5㎝がジャストサイズです。
注意点は、いきなり長い距離を走ったりスピードを出そうとすると故障やケガの可能性が大きくなることです。
最初は2㎞ぐらいのゆっくりジョグから始めて徐々に距離をのばすのが良いでしょう。
最初のうちは違和感を感じますが、慣れてくると履き心地の良さ、成長の手ごたえが感じられ、今はランニング用のシューズにローテーション入りしハードなトレーニングの間のつなぎジョグや疲労抜きジョグに使用しています。
「無敵」を使いだしてから足の裏や膝の故障は確実に減っています。
マラソンで「サブ3」、ウルトラで「サブ10」、トレランでも限界まで走り記録を伸ばしたいと思う一方、故障やケガから無縁で一生ランニングを続けたい。
そんな両立が難しいランナーの願いを叶え、いつまでも強く動き続けられる体づくりには、裸足感覚に近い「ランニング足袋 無敵」は手放せないアイテムかもしれません。
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