軽装化でスピードアップ(Speed ​​is key)! ~京都一周トレイルラン~

トレイルラン

22年4月16日㈯開催の第22回京都一周トレイルラン2022は軽装に挑戦しようと考えています。

純粋に山を走ることを楽しむトレイルランもあれば、誰が速いのか順位を競うトレイルランもあります。
今回の京都一周トレイルランは順位を競う大会ではないと要綱に明記されているものの、他のランナーより少しでも速く走りゴールしたいのが本音。

そんな時に邪魔になるのがトレランならではの重装備。
準備は入念に行う派ですが、京都一周トレイルラン(距離30km、累積標高1.350m)ではいつもと違う挑戦をしてみようと思います。

装備によるメリット・デメリット

重装備のデメリットは重さによる体への負担にということになるでしょう。

トレイルランにおける携行物で最もかさばるものは水と食べ物。
通常ハイドレーションに1~2ℓ、フラスクボトルやペットボトルまで用意すると3ℓになることも。
フルマラソンのタイムが体重1キロで3分落ちると言われますが、重い水を準備することで10分はタイムロスする計算になります。
ゼリー系など補給用の食べ物も4~5個用意するとかなりの重量です。
他にもモバイルバッテリーやスマホ、ケア用品など細かい物の数が増えると重さが増していきます。

重さによる走力のダウンの他にもトレラン用のザックを背負うことでいつもと違う負担を体にかけバランスを崩したり、ザックが擦れて擦過傷になることも。

重装備のメリットは安心感を持って走れること。
長いトレイルランで水分の補給は生命線です。
こまめにいつでも水分が取れる状態で脱水症状の心配をしなくてよいことは大きい安心材料です。

同様に食べ物についてもグリコーゲン枯渇による低血糖の症状を防げるという意味で安心して走りに集中できる装備になるでしょう。

トレイルラン準備についてはこちら↓↓↓↓↓↓

なぜ軽装備なのか

今回なぜ軽装備に挑むのかの理由ですが、気候、コンディション、チャレンジ精神の3つがあります。

気候に関しては暖かい時期になり今週の土曜日は晴れ時々曇り、気温は最低10℃、最高は19℃の予報、気を付けるのは前日の雨による路面の状況。
朝8:30スタート、暖かい気候なのでウエア類は軽装、日陰の多いトレイルで発汗も抑えられるので荷物も最小限にできるのではと考えます。

自身のコンディションも良い感じで仕上がっていることも理由の一つ。
3月12日に神戸六甲縦走トレイルランと19~20日の六甲縦走キャノンボールラン(パワー)を完走しトレランの脚が出来てきていること、27日のなにわ淀川マラソンで暑さへの順化も出来たと考えます。
最終練習の六甲山トレランでも心肺、脚の状態が良くなってきていると感じました。

3つ目は単にいつもと違うチャレンジをしてみたかったからです。
いつもと同じように無難に準備をして走るのも良いのですが、ギリギリの装備で緊張感を持ちながら走るの挑戦もしてみたいと思ったからです。

実際の装備は

では、実際にどのような装備で走る予定なのか。

ウエアに関してはノースリーブにポケット付きランパン。
普段は擦れ防止にアンダーを一枚着こむのですが今回は無です。

帽子とサングラスは準備しますが、アームカバー、レッグカーフは着用せず、代わりにテーピングはしっかり施して走ります。

飲み物と水は3つのエイドで補給予定、当日の調子を見ながらになりますがOS-1ゼリー1つ準備。
調子がよさそうならゼリーも持っていかない。

逆に持っていくものは、スマホ、塩タブレット、マイコップ、お金と交通系電子マネー、すべてポケットに収まるようにします。
スマホはケースを外し出来る限り軽く、今回はモバイルバッテリーは持たないことに。

注意することは給水、グリコーゲン枯渇による低血糖の心配はあまりないですが、脱水によるパフォーマンスの低下は避けたいところ。
対策としては2日前からのウオーターローディング、経口補水液をのみ体内の浸透圧を一定に保つようにコントロールしていこうと考えています。

軽装にすることでトレイルを走ることへの負担は減りますが、水分補給というリスクは大きくなります。
距離は約30km、累積標高1.350m、約8キロおきの3つのエイドでうまく補給し、走り切ることができるのだろうか?
とにかくやってみないと分からないですが、挑戦。

今回は撃沈上等でやってみよう!!

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