マラソンやトレランの楽しみの一つに人との出会いや繋がりがあります。
特にトレランではランナー同士が親密になり、輪が広がっていく傾向があります。
筆者にも「くろんど輪舞曲」で繋がり広がった仲間たちがいます。
今回は、その素晴らしい仲間たちと同じTシャツを着て「ふざけたTシャツで走るの会」メンバーとして奈良マラソンを楽しむ企画に参加しました。
そのTシャツは「デカい尻はエンジン」の文字を尻部にプリントし、前面には多くのトレランレースを制した女性ランナー「尻神様」のモチーフを配したデザイン。
デザイナー兼製作は、「変態絵描き師」ことJ氏。
「デカい尻」というコンプレックスを笑いに変えてしまう発想とデザインは秀逸です。
色とりどりの「デカ尻T」を着たランナーが、大和の地を席巻します。
筆者も負けじと「デカ尻イエロー」として黄色のアフロとサンタ帽子をかぶり、“うまい棒”100本入りのサンタ袋を背負って沿道のお子様たちに配りながら走りました。
沿道からの絶え間ない応援、子供たち笑顔!
金沢マラソンから神戸マラソンと緊張感のある大会後の奈良マラソンは、記録から解放され心から楽しんで走ることが出来ました。
奈良マラソンの特徴でもある坂も苦しさを感じることなく、あっという間の42.195kmでした。
Tシャツはふざけてますが、大会のレビューは真面目にしようと考えています。
この投稿が、奈良マラソンを走ろうと考えているランナーの参考になれば嬉しいです。
奈良マラソンについて
開催日:2024年12月7日(土)および12月8日(日)
距離:フルマラソン(42.195km)、ペアリレーマラソン(42.2km)、世界遺産10K(10km)
コース:奈良市と天理市を舞台に、世界遺産や歴史的な名所を巡る
累積標高:累積標高375m(GARMIN測定)、最大高低差は81m
制限時間:フルマラソンとペアリレーマラソンは6時間、世界遺産10Kは90分
特徴:世界遺産や歴史的名所を巡るコースで、奈良公園の鹿や平城宮跡などを楽しめる
スタート・ゴール地点:ロート奈良鴻池パーク
スタート時間:フルマラソンとペアリレーマラソンは12月8日(日)9:00、
世界遺産10Kは9:35
受付:2024年12月7日(土)10:00~20:00
大会参加費:13,000円
ゲスト:有森裕子さん、瀬古俊彦さん、安田大サーカスの団長安田さん、奈良県出身タレントの松井絵里奈さん
スタート(ロート奈良鴻池パーク)~10km(奈良公園付近)
「ふざけたTシャツではしるの会」メンバーと集合し、記念撮影。
この日のために、わざわざ鳥取からパンを焼いて持ってきてくれた友人もいます。
寒いのでトイレが近い、奈良放送の建物内で用を足しアップをして整列。
ロート奈良鴻池パークを「尻神様」、「深北男塾」とスタート。
二人とは“うまい棒”配っている間にはぐれました。
大宮通りまでは道幅が狭く混雑します、下りでスピードがでますがセンターラインに突起があるので転ばないように注意が必要です。
大宮通りに入ってからは、西の奈良市役所方面へ向かいます。
5km付近で平城京の朱雀門が右手に見えます。
朱雀門を過ぎてすぐに折り返します。
ここまでは緩い下りで走りやすい区間。
折り返して東にある興福寺、東大寺方面に向かいます。
朱雀門付近を折り返してからは、少し上りですが前半ということもあり気にせず走れます。
奈良公園までの10kmは渋滞がなければ最も走れる区間です。
スライド区間でもあるため仲間とのエール交換も楽しみのひとつです。
朱雀門、興福寺、東大寺と歴史を感じるコースに加え奈良の中心部ということで沿道応援の盛り上がりも激しいです。
沿道のお子様たちにたくさんのお菓子を配ることもできました。
10km(奈良公園付近)~30km(天理)
奈良公園から国道169号線(天理街道)を南下。
市街地を抜け、奈良マラソン名物の急坂のアップダウンを繰り返し、田園地帯を走り天理に向かいます。
奈良公園を過ぎてから15km地点までの天理街道は、ゆるい下りでストレートの直線が続く走りやすい区間です。
15km過ぎからの上りに備えて力をためておきたい区間。
15km過ぎの上り坂は、斜度がキツイですが奈良マラソン名物の“今ノ葉 狂志郎”さんを目標に歩幅を狭めて淡々と上ります。
狂志郎さんとハイタッチし、坂を上りきると弘仁寺。
ここからは上った分を下っていきます。
20km手前で猛鼓会の和太鼓の演奏、もう先頭のランナーが折り返して来てます。
ここから長いスライド区間が始まります。
天理教教会本部前のスライドは人が多く、この日一番仲間たちとエール交換した区間です。
天理市役所付近で折り返し天理教教会本部に入りふるまいぜんざいをいただきます。
この日は早くからお腹がすいていたので助かりました。
ここからはもと来た道を折り返します。
30km付近は気持ちよく下ってきた坂道が上り坂として立ちふさがります。
ここまででお菓子をほとんど配り終わり、沿道の応援でアドレナリンが出てペースアップ。
30km(天理)~ゴール(ロート奈良鴻池パーク)
30km付近の最後の急坂を上りきり、下るとゴールまでの残りはほとんど平坦な区間です。
沿道のお子様たちにお菓子を配りきり、身軽になりラストスパート。
先行していた「ふざけたTシャツで走るの会」メンバーに追いつき並走し、スライドでも声を掛け合えた楽しい区間です。
奈良公園に近づくにつれ沿道の応援も多く大きくなり、奈良公園では観光客の方々からの応援もいただけます。
「サンタ~」、「アフロ~」、「黄色~」、「デカ尻~」とたくさんの声援がもらえました。
仮想して走るのも悪くないなと思います。
鴻池運動公園までの最後の坂を上り競技場でゴール。
あっという間の42.195kmでした。
まとめ
奈良マラソンのコースは、奈良市と天理市を巡るルートで、世界遺産や歴史的名所を楽しむことができます。
主要なスポットは奈良公園、東大寺、春日大社、平城宮跡です。
また沿道の応援が絶え間なく常に賑やかで、応援から力をもらえます。
そしてエイドステーションが14か所と充実しており、給食は奈良名産の柿の葉寿司、柿もなか、天理教教会本部前でのふるまいぜんざい、バナナ、チョコレート、塩など豊富で初心者からベテランまで安心して走れる大会です。
更に大会前後に奈良の観光地を訪れることができ、マラソンと観光を両立することもできます。
奈良の名物の奈良漬け、柿の葉寿司、三輪そうめんなど、地元の名物料理も楽しみの一つでしょう。
15,000人規模の人気の大会であるため、スタートやゴール地点、沿道が混雑して、寒さが厳しい奈良の12月大会のため、天候によっては走りにくい場合がありますが、素晴らしい大会であることは間違いないです。
筆者もこの大会では「記録は狙わず純粋に楽しむ」ことを目的に仲間たちと走り、コース、エイドの食べ物、応援を楽しみつくしました。
記録を目指しての大会も緊張感があってよいですが、
たまには楽しみつくすだけの大会もいいものです。
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