第11回 神戸六甲縦走トレイルラン その①

トレラン

3月12日㈯ 第11回神戸六甲縦走トレイルラン2022が開催されました。

今後の参加される方への参考までと自分自身の今回の振り返りを兼ねてコースの紹介と気を付ける点などを備忘録的に書き残しておきます。

僕自身は2014年に参加してから6回目の参加。
2014年はトレランのことを良く分からず参加、装備の不備、走り方の雑さもあり5時間36分でゴール。
5日間レベルMAXの左右の太ももの筋肉痛で苦しみました。

その後は、装備、走り方などトレイルランにも馴染んでいき
2015年:5時間13分
2016年:5時間14分
2017年:5時間16分
2018年:5時間15分と大きなぶれなく完走を続けてきました。

コースは須磨浦公園をスタートし六甲最高峰地点までは山道と市街地を繰返す全山縦走路を通ります。
ここから全山縦走路をそれて魚屋道(ととやみち)からゴールの有馬 湯泉神社へと向かいます。

スタート地点は山陽電鉄 須磨浦公園駅から少し西に上った西売店跡展望休憩広場から。
更衣室はなくトイレやそこらかしこでシートを引いたりして着替えや準備を行います。
密を避けた8時30分から5分おきのウエーブスタートになります。
今回は、はじめて最後尾の45分スタートです。

まずは、石段の多い急な勾配を登っていき鉢伏山(246m)の山頂付近を目指します。
山頂付近には回転式の鉢伏山展望台があります。大阪平野から明石海峡大橋、淡路島がのぞめる展望スポットです。
ここからの眺望は広く美しい瀬戸内海が見渡せ、ロープウエイで須磨浦公園駅まで簡単に上ることが出来、展望レストランで食事もできるので観光スポットとしてもおすすめです。

鉢伏山を少し下って上るとすぐに旗振山(263m)に到着、米相場を西に伝えるための旗振り場が由来と言うことです。

ここから若干下って上り鉄拐山(254m)にすぐ到着します。
序盤の3つの山は足慣らし程度のアップダウンです。
おらが茶屋を通り石段を高倉市街へ向け下ります。
ポートアイランドを埋立てるために山を削った後に出来た旧ニュータウンで、ここは走ってはいけない地区に指定されています。

栂尾山(274m)に向け縦走路の有名スポット高倉400(348)階段をのぼります。
この階段は後半の体力温存のため手摺りを使って脚を消耗しないように上っていきます。
栂尾山山頂には展望櫓がありこれまで進んできた3つの山や瀬戸の海を見ることができます。

次は少し下って上り横尾山(312m)到着、ここではじめて300mを越えます。
さあここからが序盤の最大の見どころの須磨アルプスです。
横尾山から岩尾根を下り、有名な「馬の背」に到達します。
前面にそびえるむき出しの岩肌、左右が削れて切り立った岩の尾根を見ると思わず脚がすくんでしまいます。
トレイルランナーなのに高い所が苦手なので困ります。
もちろんここは走らず抜かさず慎重に進んでいきます。

「馬の背」を抜け下り、また少し上ると東山(253m)山頂。
山頂から横尾市街地に下り高取山(328m)を目指して再び山道に入っていきます。
ここから山頂までは勾配が急で縦走路の中でも走者泣かせの場所になります。
山頂には高取神社がありますが、大会では山頂まで行かずに神社下を通って潮見茶屋を抜け丸山市街地へと下っていきます。

ここまでで全行程の4分の1ほどですが見どころ多く、気持ち的にも景色を楽しむ余裕があります。

脚も良く動き走りがいもあり気持ち的には半分くらいはこなしたかのような感じになります。

ここまでは「ほんの序の口」と言う言葉がぴったりで、この後は削られていく脚、徐々に上がっていく気温によるのどの渇きと、気持ちとの戦いになっていきます。

いよいよ序盤最大の難所と呼ばれる菊水山への上りへと入っていきます。

その②に続く

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