ランニングをやっていて良かったと思うことの一つが旅に出た時。
知らない土地を走ってカロリーを消費し、その地の名物を食べてカロリーを摂取。
たくさん食べても罪悪感なし。
そんな素晴らしい「旅ラン」「旅グルメ」の魅力を今回行ってきた鳥取県を一例に紹介したいと思います。
絶景大山
山陰といえば中国山地、その最高峰の大山は標高1,792mの“伯耆富士”と呼ばれる立派な山です。
自宅西宮市から車で3時間弱で辿り着いたのは「大山まきばみるくの里」🐄
大山を見上げる位置にある里は米子市や島根県の中海も見渡せる好立地。
この日は天気が良く、雪のうっすら残った大山が目の前に大きく迫ってきます🏔
少しひんやりした空気の中、大山の威容、日本海に広がる湾を眺めていると心が洗われスッキリした気分になります。
気分が良くなったところで、白バラ牛乳で有名な大山牛乳をたっぷり使った“みるくの里特性ソフトクリーム”をいただきます🍦
口の大きく広がったコーンにソフトクリームアイスが大山と見まがうばかりに鎮座し、ビジュアルだけでも心拍数が上がります。
スプーンですくうとずっしりした重み、口に運ぶと濃厚な生乳の風味が優しく広がり程よい甘みが後からやってきてゆっくり溶けていきます。
400円の価値はあります!
静寂の大山寺
みるくの里からの7㎞先の大山寺に向かいます💨
山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えた天台宗のお寺です。
参道脇にはまだ雪が残っていて冷く張り詰めた空気感があり、寺院の荘厳さを増長するかのようです。
駐車場から本堂までの坂と階段は1㎞続き、往復して良い運動になりました。
途上にある「モンベル・フレンドマーケット 大山参道市場」で魅力的な“味噌パン”と出会いテイクアウトし歩きながらいただくことにします🥯
見た目から味噌カラー、縁のカリカリした部分から食べると味噌の風味と甘味が波状的にやってきます。
パンを割いてみるとフワフワした中身が露出、ふんだんに空気が入った焼き立ての柔らかさと味噌の存在感が口の中でベストマッチ。
ここでも満足の一品に出会えました。
米子市の絶品蕎麦屋さん
大山から米子市内に入りお昼ご飯を探します。
いつもなら迷わずラーメンでしょうが、ラーメンなら激戦区の大阪・兵庫でいくらでも食べれる。
ということで、家族の要望もあり米子で有名なお蕎麦屋さんへ。
「蕎亭松庵」、JR米子駅と博労駅の間のマクドナルドの裏手にあり、駐車場は店前と敷地内に7台分あります。
12時過ぎ、すでに8名並んでいます。
並んでいるお蕎麦屋さんはあまり見たことがないので期待感が高まります✨
15分ほどで店内に案内されます。
店内は大衆的ですが落ち着いた雰囲気で席数は多いのですが感染対策で4人席も2人まで。
店頭でおすすめされていた
【「海老」と「イカゲソ」(大)の天ざるそば】を注文。
せいろの上のお蕎麦は思っていたより細く、天ぷらは大き目の海老、海老より巨大なゲソ、大葉、カボチャ、ちくわとボリュームがあり薬味にネギとワサビ、天ぷら用塩、先に蕎麦湯が提供されます。
蕎麦自体を味わいたかったのでつゆにつけずいただきます。
細いが締まりがよく歯応えもしっかりしていて更にもっちり感があり喉越しもスッキリ!
これだけでも十分に楽しめますが、味変したくなり天ぷらの塩を付けてみると蕎麦の風味が益々引き立ちます。
海老天はサクサクのころもにしっかり身の詰まった歯応え、ゲソ天は噛み切るのに苦戦するほど身が締まっており噛めば噛むほど味が出ます。
最初は天ぷらそのもの、次に塩、そして蕎麦つゆ、更にワサビ、最後に蕎麦と一緒にと味の変化を楽しみます。
蕎麦つゆは鰹節で甘さは控えめ、少しつけるだけで節の良い香りが口の中に広がってきます。
蕎麦湯でつゆを割り鰹の風味を最後まで堪能。
蕎麦、つゆ、天ぷらの三拍子揃った素敵なお店でした。
裏切りの米子城跡
昼食後に少し時間に余裕があったので米子城跡へ。
駐車場に着くと無料、城跡も入館料などは一切取られず良心的です💡
壊れかけて修復途中の石垣、ガタガタの道、記念館やお土産屋さんもない殺風景さで少しガッカリ感が漂い気味。
標高は約90m、階段は急で所々崩れて細くなり行き交う人が多く上りはてこずります。
天守跡の台地まで上って来ると、そこには息を飲むような絶景が広がっていました✨
東には大山の威容、西には中海が青く広がり、南は米子市街、北には日本海と市街地がパノラマ状態で眺めることができるのです。
城門もなく素朴な感じで期待感なく上りましたが嬉しい誤算、壮大な山陰の景色と満開の桜をじっくり楽しみ下城。
後で調べてみると2022年元日に放送されたNHK「日本最強の城スペシャル 第10弾」で「一度は行きたい絶景の城」として最強の城に選ばれていたようです。
「米子城」完全に侮っていて申し訳ございませんでした🙇♂️
しかもこの日はノーラン🏃♂️です😵
後編に続く↓↓↓↓↓↓
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