ウルトラマラソン終了後に体の状態がどうなるのか?
過去には走り終わった瞬間に激しい痙攣に襲われたり、体中の痛みでしばらく動けなくなったり、低血糖で悪寒と吐き気をもよおすというような経験をしてきました。
大会後どのような状態になるかは終わってみなければわからないものです。
第30武庫川ユリカモメウルトラ70㎞マラソンを目標の「サブ7」達成で完走したゴール直後、体の痛みは出たものの翌日以降は普段どうりに動けました。
ウルトラ後としては珍しいことです。
今回は大会前の練習や準備、レース運び、レース後の補給や対処などを振り返りながらウルトラ後に何故早く回復することができたかを考えてみたいと思います。
レース直後の状態
タイム6時間46分、キロ5分48秒、60㎞まではイーブンペースを維持し60㎞以降はペースダウン。
レース直後は大殿筋・中殿筋と腰の痛みで歩くのがやっとの状態でした。
貴重品を受け取り、記念撮影を行い、施設エイドのマイバッグを片付けたりとウロウロした後にマッサージステーションで腰とお尻をほぐしてもらい楽に。
自宅までの3㎞は自転車をこいで帰りました。
思えばレース直後に座り込まずに歩き回り、自転車で帰宅し積極的に体を動かしたこと、マッサージで硬くなった筋肉をほぐしてもらったことが痛みの軽減に繋がったと考えます。
レース後の補給
レース直後はコーラと黒糖を補給、空腹の低血糖状態からすぐに復活。
OS-1ドリンクを少しづつ口に含みながら水分の補給も行います。
帰宅途中のセブンイレブンでチキンとスイーツも補給。
帰宅後すぐBCAAとグルタミン、クエン酸を飲み、晩御飯は焼き肉と焼きそばでタンパク質と糖質をしっかり摂ります。
アルコールは缶ビール半分だけで控えめに🍺
そのたレース後のケア
帰宅後にぬるめのお湯に20分浸かり入浴。
入浴中は脚・腰・お尻をセルフマッサージ。
お尻まわりのストレッチを入念に行います。
就寝は22時半で早めに布団に入り、質を高めるためにグリシンを飲みます。
大会翌日
8時間以上睡眠をとり、起床後に体の状態を確認。
左足の付け根、右ハムストリングスに少し痛みはあるものの筋肉痛はなし。
ウルトラマラソンにはつきものの擦れやマメもなし。
ということで自転車で武庫川に向かい大会と同じコースを10㎞ジョギング。
翌々日は左肩に少し痛みがでたものの自転車で芦屋浜まで行きRペースのスピード練習を問題なく行いました。
今回素早い回復が出来た要因は、練習量、レースペース、レース直後の軽い運動、継続的補給、レースへの対策が考えられます。
まず月間走行距離3月390㎞、4月370㎞、トレラン3大会・フルマラソン1大会参加。
直前に42㎞と55㎞のロング走を行って距離耐性をつけたことで回復力が高まったのでしょう。
次にレース中に周りを気にせずイーブンペースで無理せず完走できたことで体への負担が軽く済んだと考えられます。
そしてレース直後にウロウロ歩き回り自転車で帰宅し積極的に動き続けたことがアクティブレストに繋がりました。
更にレース後から少しづつ食べ物や飲み物をとり続け、アルコールは控えめにしたことも良かったと感じます。
最後に白基調ので体の露出を減らすウエアリングで直射日光による疲労を軽減できたこと、テーピングや皮膚保護クリームで擦れやマメの防止ができたことで翌日からも普通にトレーニングを行える状態にもっていけました。
毎度うまくいくとは限りませんが、練習量を積み事前準備をしっかり行うことで大会後のダメージを少なくし、早く次の練習に向かうことができるということを改めて勉強できた収穫のある大会になりました。
「あたりまえのことが大切」ということですね☺
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