こんにちは、ひできちです。
軟弱ものです!
先週土曜日、六甲山頂までのトレランを計画。
結果は400mでDNF。
8月21日㈰開催の“世界ジオパークトレイルラン”に向けての練習として、本番を想定できる“新神戸~市ケ原~六甲山頂~芦屋ロックガーデン”をコース設定。
しかし、新神戸を出発した瞬間、突然の雷雨に襲われました。
雨量と雷の激しさに驚き、心が折れ、今期2度目のトレラン練習DNF。
しかも最速最短の400m。
このように、トレランやマラソンをしていると必ず天候不順になる日があります。
突然の天候の変化にどう対応するかもランナーに問われる試練のひとつでしょう。
今回のひできちの判断は、「軟弱もの」だったのか「ナイスジャッジ」だったのか?
明日は我が身、皆さんも一緒に考えてみてください。
“世界ジオパークトレイルラン”対策の練習
8月21日(日)に迫った“世界ジオパークトレイルラン”練習も大詰め。
ジオパーク攻略の肝は前半の激斜面。
大杉登山道から蘇武岳までの急こう配の上りを想定し、市ケ原から稲妻坂、天狗道に至る六甲縦走路のなかでも最もハードなコースを設定しました。
六甲山頂から芦屋ロックガーデンまでの下りもハードなトレイル。
ジオパークの後半の脚を使い果たしてからの長い下りの練習になります。
自宅近くに自由に設定できる六甲山系があることに感謝です。
雨の新神戸〜布引の滝、階段も滝
JR三ノ宮駅に7時前に到着。
改札を出ると、結構な量の雨が降り始めています。
天気予報を確認すると7〜8時は雷雨、8時以降はくもり。
1時間もすれば雨は止むはず。
なんとか走れる雨量なので新神戸駅までジョグ。
新神戸駅から布引の滝を目指し、少し上ったあたりで本降りになり、ウエアもシューズもずぶ濡れに。
水たまり、ぬかるみにハマりながら布引の滝まで到着。
本当に止むのかと思うほどの雨と凄まじい雷。
布引の滝を前に進むべきか、引き上げるべきか、立ち尽くしてます。
迫られる判断 強行か撤退か
時間は7時20分、あと30分もすれば雨は止む予定。
強行しても良いが市ケ原の河原は増水して渡れないほど危険ではないか?
稲妻坂の辺りで稲妻が落ちるかも?
雨で滑る路面でロッククライミングのような天狗道を上れるか?
雨による低体温や低血糖は大丈夫だろうか?
次々とネガティブな心配ごとがよぎり、心も折れて撤退を決意します。
悪あがきの計画変更
布引の滝から新神戸駅までの400mの下り道は、雨で滝のような状態に。
判断は正しかったと思わざるを得ない激しい雷雨と路面の状況です。
雨に打たれ、ずぶ濡れになり、スタート直後にリタイヤし意気消沈。
「このまま、電車に乗って家に帰って高校野球を見よう。」という言葉が心によぎる。
一方で「ここまで来て、それで良いのか?」という声も。
心は折れているが、ほんの少しの意地は残っていました。
「よし、家まで走ろう!」
ずぶ濡れになりながら東に向かう。
8時半には小降りになり雨は止みます。
山手幹線から見える六甲山系は、そろそろ晴れ間が覗き始めそうです。
9時にはゴール予定にしていた芦屋川に到着。
9時半過ぎには自宅着。
空は晴れています。
判断は正しかったのか⁉︎
布引の滝から30分ガマンして走れば、小降りになり豪雨雷雨を脱したのだろう。
稲妻坂や天狗道は、多少滑っただろうが、山頂まではロード区間が多いので問題なく走れただろう。
山頂からロックガーデンまでの下りは最も慣れたトレイルなので問題なし。
一方で雨が止まなければ雷に打たれる危険もあったでしょう。
補給はハイドレーション1ℓ、ゼリー1個のみ。
空腹から低血糖になる危険もありました。
モバイルバッテリーは携行していたが、山の中は圏外か多く遭難していれば大変なことに。
ということで、今回は引き返して正解だったのでしょう。
山での突然の天候の変化は、用心にこしたことはないです。
諦める勇気と、気持ちを切り替える冷静さが必要です。
「軟弱者」でいいじゃない。
雨の中、布引の滝まで行って、走って家まで帰ってきた自分を褒めておこう。
バックパックを背負って、トレランシューズに慣れる20km走ができたので良しとしておきます。
それにしてもトレランシューズでのロードは走りにくい。
今週はリベンジです。
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