こんにちは、ひできちです。
次週の生駒トレラン(夏山)に向けて、久しぶりにトレランシューズを新調。
2足目のノースフェイスのシューズです。
前のシューズは廃靴になりましたが、使いやすかったので今回は少し高いバージョンの“ベクティブ インフィニティ”を購入。
早速、芦屋川~六甲山頂~宝塚を試走しました。
結果はいつもより30分ほど時間がかかりました。
・新しいシューズ(特にトレラン)は慣れるのに時間がかかるので、試走は短い距離から数回はこなしたい。
・大会は多少の劣化や摩耗があっても履きなれたシューズの方が良い。
時間はかかったなりに良い経験ができましたので、合わせて紹介したいと思います。
外観、機能
シューズのアッパーはシームレスでベロのない1枚仕立て。
脚にピッタリフィットする素材は高強度ケブラー糸を使用したMatryxを使用し、耐摩耗性と軽量性を両立します。
確かに片足283g(26cm)は、今使っているNBのシューズより40g軽い。
踵から足首にかけてをクッションが保護し、更に履き心地を良くしています。
ソールの厚みは3.5cm、ソールユニットには『VECTIV』システム、3D Pebaxプレート、ロッカー構造の軽量2層EVA圧縮成型ミッドソールなど、これでもかと機能満載。
安定性、推進力、グリップ性、エネルギー効率全てを実現してくれるソールということです。
ロード試走
自宅から登山口まで約7km。
フィット感良く、軽く、衝撃吸収よりも反発を強く感じます。
ところが、タイムは遅い。
一昨日のハーフマラソン大会の疲れか、シューズ不慣れのためか?
軽い靴で反発を受け飛ぶように走れるイメージなのに体全体が力み無理に進んでいるような感覚。
最近は、薄底シューズやランニング足袋、サンダルでのジョクが多かったため地面を上手く捉えられていないからかもしれません。
トレイル試走
トレイルに入り、まずは岩場を登ります。
昨日の雨の影響もあり、足裏の感覚が良くなく地面を捉えにくい。
何度も着地を失敗し、滑りながら進みます。
ダートトレイルに入ると地面を捉えやすくなり、やっと推進力を感じます。
ぬかるんだ道も気にならずこなせます。
ぬかるみ、滑り、川の増水などのコンディションの悪さもあり、六甲山頂まで普段なら70分ですが、80分かかりました。
下りのトレイルはさらに苦戦します。
どうしても足元が安定せず、特にガレキや岩場の多いトレイルではゆっくりしか進むことができません。
瓦礫の下り道で右足を2回ぐねりました。
幸い筋が少し伸びただけで大事には至りませんでしたが。
着地が安定せず力を入れ過ぎた為、久しぶりに足指の爪もやられました。
連日の豪雨後の悪路影響もありますが、六甲山頂から宝塚まで普段は80分のところを100分と時間がかかります。
シューズだけが原因ではないですが、悪路のトレイルに新しいシューズを選択したのは不用意ということでしょう。
まとめ
ソールの形状が船底型になっているため、ヒールストライカーなら着地から蹴りだしまでスムーズに行えるシューズです。
フォアフットタイプのランナーは少し扱いずらいシューズかもしれません。
インソールの土踏まず部のサポートがしっかりしていることも好みが分かれるところです。
個人的にはアーチサポートがない方が好みです。
フィット感に関してはシームレスな一体構造により足にピッタリ馴染み、グリップ性も申し分なし。
安定性に推進性に関しては、シューズ慣れして履きこなせれるようになれば十分に発揮できると感じます。
ハイスペックなだけに機能が多く慣れるのに時間がかかりそうですが、それだけに足と一体化したときには大化けの予感がします。
今回は、新しいトレランシューズで試走を行うことで良い経験が得られました。
新しいシューズでのトレイルランは、短い距離から行い徐々に慣らし回数をこなした方が良いこと。
ましてや大会では履きこなせていないシューズで出場すると怪我の元。
傷みや摩耗があっても必ず履きなれたシューズで走ること。
トレラン大会で新しいシューズを使う時は、少なくとも1か月前には購入し、3回は試走してからのぞみたいものです。
試走ではたくさんの発見があり、夏山や悪路、シューズに慣れるいい体験ができました。
何事も実際にやってみないと分からないものです。
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