アワイチ(淡路島一周)ランに挑戦(前編)!

コース紹介

挑戦してみたかったアワイチ(淡路島一周)ラン。
距離150km。

アワイチといえば自転車やバイクで一周するのが定番ですが、今回はランニングで挑戦。

京都一周グランドトラバースが終わり、次の大会まで3週間。
ここしかないと思い9/24(日)〜25(月)で決行することにしました。

おそらく多くのウルトラランナーや変態ランナーが、やりたくてウズウズしているアワイチラン(淡路島一周)。

準備はしましたが長い旅路の中、予想外のトラブルが続出。

今回のアワイチランで起こったアクシデントや装備の反省、コースの見所、攻略のしかたなど、これからアワイチラン(淡路島一周 150km)に挑戦を考える勇気あるランナーのみなさんの参考になればと思い、アワイチラン体験をレビューいたします。

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淡路島とアワイチコース

淡路島は、面積592.2 km²、最大長53 km の瀬戸内海に浮かぶ島で、人形浄瑠璃で有名です。

島は北部の淡路市、島の中部から東南部の洲本市、西南部の南あわじ市の3市から成り立ちます。

南あわじ市の淡路人形座では、淡路人形浄瑠璃が上演されています。
洲本市の丘の上には洲本城が再建され、大阪湾が見渡せます。

北部の淡路市は、安藤忠雄が設計し、神戸淡路大震災の後に完成した複合施設、淡路夢舞台があります。
ここの見どころのひとつは、階段状に連なる花壇です。
淡路島と神戸市は明石海峡大橋、徳島県とは大鳴門橋でつながっています。

今回とったアワイチ(淡路島一周)ランコースは、島の北端の「道の駅 淡路」からスタートし、時計回りに洲本市に向かい東南端の由良から南の海岸沿いを走り、南あわじ市に入り南淡路ICから北上し「道の駅 淡路」に帰ってくる約150kmです。
このコースを2日間かけて走りました。

初日、明石海峡大橋の眺めや大阪湾側の海岸沿いの景色が美しく歩道も広く最初のうちは走りやすかったですが、由良を越えてからは延々と続く上り坂と下り坂(最大150mを上って下ります)に苦戦しました。

南側の長い海岸線に出てからは、変わらない風景、補給基地(コンビニや商店)がないこと、日陰がなく暑いこと、何よりも右足小指にマメを発症し、厳しい後半を迎えました。

アワイチラン、1日目コース図

2日目は、南淡路ICから徳島県、大鳴門橋を臨む素晴らしい眺望からスタートします。
80km以上走った初日の疲れと右足小指のマメの痛さで序盤からスピードが上がらず。
また、前半のアップダウンが多い南あわじ市のコースに苦しみます。
慶野松原から北上するコースは歩道が狭い所が多く少し走りにくいです。
車やトラックに注意が必要です。

アワイチラン、2日目コース図

計画

2日間で淡路島150kmを一周。

初日約80km。
2日目約70km。

コンビニ、商店をエイドとして設定して給水、補給を行う。

暑い時期なのでザックにハイドレーションを装備し、早めにこまめに少しずつ水分を補給する。

ペースはキロ6分くらい。
完走が目的なのでその日の調子に合わせ無理をしないことが課題。

アワイチランスケジュール表

装備について

今回の装備は、
ランニングウエア×2、
ランニングパンツ×2、
靴下(OLENO)×4、
レッグカーフ(GOLD WIN、C3fit)×2、
シューズ(adizero J5)×2 、
キャップ×2(白)、サングラス、
バフ×2、テーピング、
皮膚保護クリーム(足全般)、
虫除け(スプレー)、
ザック、ハイドレーション、
塩タブ(塩熱サプリ30個)、
ジェル(WINZONE)、
着替え、マイタオル(バスタオル、タオル)、
ボディシート、お金、スマホ、
トレッキングポール(使用せず)、
軽量ヘッデン(RED LENSER、使用せず)、
モバイルバッテリー×2、
GoPro10、GoProバッテリー×2、
GARMINケーブル、コンセントを準備。

ザックとハイドレーションを背負い残りの装備はサポートのH氏の自転車で運んでもらいます。

参考までに筆者の直近の走力は、フルマラソン3時間9分(神戸マラソン2022)、100kmが10時間12分(水都大阪ウルトラマラソン2023)、最長距離が137km(くろんど輪舞曲2023)です。

1日目(9/24(日) スタート(道の駅 あわじ)〜由良

24日朝、神戸市須磨区の実家から4時半すぎに車で出発。
淡路ICからすぐの「道の駅 あわじ」に到着します。

トレラン仲間でトライアスリートのH氏にバイクでサポートしてもらい明石海峡大橋の真下から5:30にスタートします。

明石海峡大橋を背に絵島からセブンイレブン淡路インター前店を目指します。

明石海峡大橋と絵島をバックにスタート。

今回はコース上にあるコンビニや商店をエイドに設定し補給を行う作戦です。

一つ目のセブンイレブンで朝食をとるつもりでしたが、朝はしっかり食べてお腹が空いていなかったのでスルーします。

セブンイレブン 淡路島インター前店、コンビニをエイドがわりに淡路島を一周します。

次に目指すは「道の駅 東浦ターミナルパーク」。
スタートから約9km地点です。
6:45に到着、当然お店は空いていません。

少し休憩して21km地点の「ローソン 淡路生穂(いくほ)店」を目指します。

この時間帯は涼しくて走りやすく、
洲本市に向かう海岸線沿いの国道28号線は海がキラキラして絶景でした。
歩道も広い所が多くて走りやすい。

序盤の国道28号線は、歩道が広く走りやすいです。
洲本市の海岸線は天気が良ければ最高にきれいです。

9:23、29km地点の「ローソン 洲本安乎(あいが)店」でおにぎりやパンを補給。
この辺りから気温が上昇、日陰もなく発汗で喉が渇く、体調も良くなくスピードも上がらない。
ハイドレーションの水をこまめに補給しながら進みます。

炬口(たけのくち)北の交差点で国道から海岸線沿いの県道76号線へ入ります。

しばらく進み、洲本城下(36km地点)通過。

「ファミリーマート サントピアマリーナ店」で
ビタミン飲料を補給。

42km過ぎでトラブル発生!
由良大橋手前でお尻と背中がベチャベチャであることに気づきます。
ハイドレーションが破れて水もれしていました。

ハイドレーションが破れて水もれ、予備は必要です。

こんな時に限り、必携のソフトフラスクを忘れていました。
予備のハイドレーションも準備していません。
H氏のバイクに自販機で買ったペットボトルの水を乗せてもらい、随時給水しながら先へ進みます。

こまめな補給がむずかしくなりましたが、ハイドレーションとザックがなくなり走りやすくなります。

43km過ぎ由良のライフ(本土のスーパーのライフとは違う)という商店で焼きそばとコロッケと唐揚げを補給。

ライフ由良南店、初日最後の大型補給地点です。

前半まとめ

アワイチ(淡路島一周)ラン完走に向けて、1泊2日でのスケジュールを組み、準備を考え、サポートにもついてもらい万全の態勢で出発。

フルマラソンまでの距離は、ハイドレーションの破損以外はトラブルなく終了しました。

初日の行程も半分は消化。

昼ご飯をたっぷり食べてからの初日の後半には、想像以上の厳しいコースとトラブルが待っていました。

後編につづく。

アワイチ(淡路島一周)ランに挑戦(後編)!に興味のある方は、こちらをご参照ください。

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