第11回神戸六甲縦走トレイルラン2022(38㎞)、3月12日㈯ 開催。
須磨浦公園をスタートし、鉢伏山、旗振山、鉄拐山、栂尾山、横尾山、東山、高取山と前半は400階段や「馬の背」などの難所を抜け、後半からは菊水山、鍋蓋山、再度山、摩耶山、六甲山頂に至るまでに稲妻坂、天狗道などの最難路を越えて有馬に辿り着きました。
折からの暑さと4年ぶりのトレラン大会出走と言うこともあり、いつもなら5時間15分くらいで走破するコースに6時間以上かかってしまいました。
ゴールした瞬間からアドレナリンは切れ、両太もも+両ふくらはぎ、その他の箇所の激痛に襲われます。
特に大会中に攣った太もも前面の痛みは激しくゴールから荷物置場への少しの階段でも一段一段下りるごとに痛みが走ります。
荷物置場横のゴールエイドでたらふく水分補給を行いカントリーマームまでいただきました。
このような状況下でトレラン大会を開催された主催者、運営して頂いたスタッフ方々には本当に感謝しています。
有馬温泉「銀の湯」
いざお楽しみの有馬温泉「銀の湯」へ。
今回はゴール地点が銀の湯のすぐ裏手なので終わったらここと心に決めていました。
「銀の湯」では、有馬の名物湯である銀泉(無色透明な湯)と呼ばれる炭酸泉、ラジウム泉を利用、お肌がツルツルになる効果があるとか。浴室は豊臣秀吉が入った岩風呂をイメージしているらしく、同じく秀吉が入った蒸し風呂をイメージしたミストサウナ、ジャグジーなども楽しめる。
と言うことでしたが、コロナ感染拡大防止の観点からサウナは中止でした、無念・・・。
入場制限はありましたが、すぐに中に案内され入って左側の下足箱に100円を投入し靴を預けます(もちろん100円は後で戻ってきます)。
右手にチケット券売機があり大人料金はなんと550円、あの有馬温泉を日帰りとは言えこの価格で楽しめるとは嬉しい限りです。
カウンターでロッカーのカギをもらい通路を通って男湯へ。
少し混雑していますが、ロッカーの大きさは十分で今回の大荷物も余裕で納めることが出来ました。
脚や腰のテーピングを外し念のため水分をもう一度補給し銭湯へ。
その前に入口の体重計に乗るとは50.7㎏、出かける前の52.7㎏から2㎏減、かなり給水、補給を重ねたのに・・・。
2ℓの分の水分は六甲の空気になってしまったのでしょう。
温泉の入り口に入るとすぐ右手に打たせ湯があります。
入浴前に汗を流すため打たせ湯BOXに入りスイッチをON、滝のように物凄い勢いで水が落ちてきますが、肩や頭に当たると気持ちいい。
肩や、かがんで腰にもじっくり打たせ湯を当てこわばった筋肉をほぐします。
少し筋肉がほぐれたところで入浴、奥の泡が出ている地点が気持ち良さそうで半身だけ浸かります。
念入りにふともも、ふくらはぎをマッサージしていると、隣で入浴中の老紳士が「須磨浦からはきつかったか?」と話始め、六甲の山々や大会のこと、温泉についての会話を楽しんでいるうちにお互いにのぼせてきて湯から上がります。
体を洗っていると心なしかお肌や髪の毛がツルツルになっています。
これが銀泉の炭酸・ラジウム泉効果かと堪能しながら温泉を後にします。
他にも有馬温泉独特の赤湯と呼ばれる「金泉」(含鉄強塩泉)を利用した温泉が楽しめる「金の湯」や同じく金泉を堪能できる大浴場と充実した館内施設で有名な「有馬グランドホテル」など有名ホテルや温泉施設が沢山あり次来た時はどこに行こうか迷ってしまいます。
からあげ専門店「YAPPY」
有馬で有名なジェラートのお店を目指して歩き出したのですが、脂っぽくて塩気のあるものを体が欲します。
そこに飛び込んできたのが、からあげ専門店「YAPPY」。
メニューは「有馬山椒からあげ」「あっさり白だし」「カレー味」と3種類、3個で500円は少しコスパ良くないかとは思いつつも足は店内へ。
こういう時は本能には逆らえないようです。
「有馬山椒からあげ」を注文し熱々を出してもらい、店内に座らせていただく。
少しレモンをふりかけ、かぶりつくとしっかり出汁のしみたお肉からジュワ~っと肉汁がしみ出してきます。
予想どうりの刺激的な有馬山椒の痺れがより肉のうま味を引き立てます。
元々のクオリティと体が肉と塩を欲していたこともあり、あっという間に3個完食。
アリマジェラテリア スタジオーネ
次に目指すのは、トレラン後に本命視していたデザート。
「アリマジェラテリア スタジオーネ」🍦
ジェラートの日本代表を決める「ジェラートワールドツアージャパン2019 横浜」に優勝したということで行列が出来ており場所はすぐにわかります。
少し並んでお店に入るとショーケースの中に様々な種類のジェラートが並んでいます。
入口のメニューで「焦がしキャラメル チョコチップ」一択で決めてましたが、レジでメニューを見るとSOLD OUT。
気持ちを切り替え、一番人気の「六甲プレミアムバニラ」をシングルで注文。
これだけの有名店で480円はコスパが高いと感激。
商品を受け取り1Fのイートインコーナーでいただきます。
六甲麓の酪農家限定の牛乳を使用しているジェラートは、濃厚でありながら甘ったるさはなく、なめらかなで切れが良く口に残るスッキリ感は流石日本一と感じる美味しさです。
ゆっくり時間をかけてスイーツタイムを味わい温泉街を進んでいきます。
温泉街の老舗肉店
脂ののった唐揚げの後にジェラートでスッキリした口の中ですが、体はまだまだ脂と糖質を欲します。
次の目的地は「竹中肉店」。
神戸牛を取扱う卸、小売りを営むお肉屋さんです。
店先では観光客向けに持ち帰りや食べ歩きが出来る神戸牛使用の「コロッケ」「ミンチカツ」、「国産鶏のから揚げ」などを販売しています。
どんどんお客さんが来て「コロッケ」を注文していきます。
ここは迷わず「コロッケ」160円を注文し熱々サクサクをかじりながら有馬街道方面にゆっくり歩きます。
甘辛くジャガイモの隅々にまで味のしみたコロッケは時折出会う神戸牛ミンチの歯ごたえと相まって口の中でとろけるようです。
途中で有馬玩具博物館、金の湯を通り街道に出ると「炭酸煎餅」のお店が立ち並んでいます。
ねね橋(赤橋)
炭酸せんべい屋街を眺めながら川の方に進むと見えてくるのが、ねね橋(赤橋)です。
太閤秀吉の妻ねねも有馬を愛し、秀吉とよく湯治に来たということです。
あの北政所や太閤が同じ道を歩いていたのかと思うと感慨深いものがありますね。
ねね橋を何度も振り返りながら温泉広場、太閤橋そして神戸三宮に通じる神鉄の有馬温泉駅に辿り着きます。
ここでバスの時間が近いことに気付き有間街道のバス停まで向かいます。
西宮までの桜やまなみバスは本数が少なく、乗り過ごすと次に来るのは1時間半後なので後ろ髪惹かれるものの長居は出来ません。
わずか2時間ばかりの有馬滞在でしたがトレラン大会後の疲れを少し癒し、ご褒美のスナックやスイーツも満喫出来ました。
苦しい苦しい激坂越えもこれで報われました☺
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