2年ぶりのフルマラソン🏃 “なにわ淀川マラソン2022”

フルマラソン

3時間37分50秒、目標の「サブ3.5」未達で撃沈。
2年ぶりのフルマラソンは、ブランクと当日の過酷な気候条件もあり散々な結果におわりました。
マラソンとは思い描いているようにはいかないもの。
これで48回目のフルマラソン完走ですが何度走ってもうまくいかない奥の深さを改めて感じました。
不確定な要素にどう向き合うかが本当に大切と思い知らされた大会でもあります。
今回は肌で感じた久しぶりのフルマラソンを走る事について書き残しておくことにします。

受付~スタート

淀川河川敷の大会会場までは阪急南方の駅から徒歩5分くらい、9時半に到着。
駅からのアクセスが良いのは行き返りのストレスが少なく嬉しいことのひとつです。
HPで調べておいたゼッケンNO.を受付で申告してゼッケンと参加賞のカイロをもらいます。

荷物置場は自分でシールにゼッケンNO.を記載し、もらったビニール袋に荷物を入れてシールを貼りランダムに置いていくフリーなスタイル。
有料の荷物預かりもありますが、1000円と少し高いので無料置場に。
トイレの数は多いですが少しスタート位置から遠く、ゼッケンCとDの第2ウエーブの10時25分にギリギリスタート間に合いました。

コロナ感染対策で間隔を空けるためスタッフがランナーに整列を指示しています。
Dブロックなので後ろからのスタートになりますがスロースタートのつもりなので全然OK。
気温は17℃、すでに暑さを感じ今日のレースの厳しさを予感させます。
久しぶりに感じる落ち着かない緊張の中、スタート10秒前から手拍子でランナーがカウントしスタート。
ストレスなく集団は進んでいきます。

不安定な序盤 スタート~10㎞

プランでは最初の5㎞はキロ5分の予定でしたが、周りの流れに乗ってしまい1㎞目から4:42、2㎞目も4:56、3㎞目でやっと5:08に抑えるがペースダウンし過ぎでその後も出過ぎては抑えの繰り返しでうまくペースに乗れない。

スタート時間が遅いので少し食べ過ぎた朝食が消化しきれておらず、胃の中でゆれて少し逆流気味、左わき腹も痛くなってくる。

時計ばかり気にして走りに集中できていないと気づき、リラックスフォームを意識した8㎞目からペース安定。

10㎞までの平均ラップは4:58と想定より少し速め、数字はまとまっているがペースは不安定な序盤。

快調な前半戦 11~21㎞

7㎞過ぎの北の折り返しまでは向かい風、折り返してからは逆に追い風になりスムーズに脚は進むが向かい風の時には感じられなかった暑さが感じられるようになります。

フルマラソンでは何も持たないで走るスタイルですが、今日はOS-1ゼリーを携行。塩タブレットと一緒に給水、ゼリーは前半から積極的に摂ります。

体も動くようになりリズムに乗り追い風も、暑さはあるが15㎞のスタート地点近くまでは快調に走ります。
スタート地点から少し南に行くと1㎞程度の砂利道が続きますが、トレイル慣れした脚はむしろ砂利の方が走りやすく16㎞目は最速の4:48。

18㎞目で南の折返しから再びスタート地点へ向かい、2度目の砂利道も快調にこなし、スタート地点から再び北に向かいます。

思えばこの辺りが一番楽しく快調に走れていた区間でした。

雲行き怪しい後半戦 22~32㎞

ハーフを過ぎたあたりから右脚が痛重くなってくる。
少々痛いがここで脚を弛めるわけにはいかない、何とか力押しで4分50秒台はキープして行く。

それにしても河川敷コースは見所や沿道の応援も少なく、楽しめるかと言われると厳しいものはあるが、今回は川内優輝さんやクレイジーカロさんの走りが間近で見れたこと、エイドでの暖かい応援のご褒美がありました。

25㎞目から前半はあまり感じなかった向かい風がこたえるようになる。 前傾姿勢で耐えながら「もうすぐ折り返して追い風」と心の中で自分を励ますが、27~29㎞は5:10、5:07、5:07とキロ5分台に失速。

ようやく北の折り返し、29㎞目からは追い風に変わり30㎞目4:59と持ち直す。ここまでの21~30㎞はキロ4:55ペース、このペースを維持すればサブ3.5。

31㎞目は、2度のぬかるみ地帯に脚を捕られながらも4:56、32㎞目5:02と持ち直してくる。
じりじりと暑さが体と心をむしばんで来て、脚の痛重さは増し、右足にマメも2か所出来ている感触。

撃沈後半戦 ~42.195㎞

33㎞目、暑さ限界、目が眩みだしキロ5:11と10秒以上ラップが落ちている。
「このペースで行ったらサブ3.5は無理か」と思った瞬間何かが切れた。
急に右膝から太腿にかけての痛みと右脚のマメの痛みが増す。
35㎞目にある2度のぬかるみがキツイ。

ラップはずるずる落ちていき、37㎞目はキロ6:09で初めての6分台に。
38㎞目は気合でキロ5:58も39、40㎞はトイレに寄ったこともあるがともにキロ6:16、
最後の2㎞は得意の砂利道と最後の出力で5:56、5:27と5分台を取り戻しゴール。

サングラスを外し全力ダッシュとガッツポーズで最後だけは決めたものの結果はボロボロ、ゴール後は右膝が固まって動かず脚もボロボロ。

そこそこの距離を踏んで練習を行い、前日の準備やレースプランも立て臨んだ大会でしたが、マラソンは思うようにいかないことが多く難しいと改めて実感しました。

だからこそマラソンは面白く奥深いと思います。

明日から仕切り直し、秋の大会でのリベンジが楽しみになってきました☺

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