「サブ3.5」目標未達😢 撃沈から学んだ5つのこと🏃

フルマラソン

これまでの47回のフルマラソンの中で「サブ3.5」達成回数は43回、達成率は91%。
走ればほぼ確実に達成していた「サブ3.5」、いくら2年ぶりと言っても達成できるという侮りがあったことは確かです。
当日の過酷な暑さや路面の悪さもあったでしょうが、結果は3時間37分50秒と見事な後半大失速。
久しぶりのフルマラソンは大いに楽しめましたが、情けなさも半分。
それだけに今回の大会は今までにも増して反省と得るものがありました。
秋の大会の結果に繋げれるように、素直に反省と課題を振り返り書き記しておこうと思います。

疲労抜き

今回一番の反省は、疲労抜きを怠ったこと。

好結果を残した時のパターンは、2~3日間休んで大会に臨んだ時と分かっていたのに体の声に耳を傾けず中途半端に前日だけ休み出走。

前週に六甲縦走キャノンボールランで112㎞を17時間、前々週に神戸六甲縦走トレイルランで38㎞を6時間走った疲労は確実に蓄積していたようです。

右膝から太腿にかけて少し痛みと違和感がありましたが、このくらいなら今までもあったし大丈夫と高をくくり走ったツケは、案の定レース中盤以降に右脚の崩れとなって現れました。

2年ぶりのフルマラソンと張り切り少しでも距離を稼ごうと練習するより、思い切って2~3日休んだ方が良い結果が出ただろうと悔やまれます。

それまでに十分練習を積めていると思えれば、休んで疲労を抜くことの方が大切ですね。

練習方法

今回はトレイルランで沢山の距離を走ったことが過信に繋がりました。

ほぼ一定の速度で走り続けるマラソンとアップダウンと緩急を繰り返し走り続けるトレイルランは違う競技と考えなければいけませんでした。

ロングトレイルをこなすことで距離と心肺機能の耐久性はつきますが、42㎞を一定の速さで走り切るスピードと持久力を養う練習にはなりません。

思えば1~2月の故障やトレラン大会の練習で山に入ることが多くロードでのロング走は最長でも21㎞、25㎞や30㎞を超えるロング走は一度もやりませんでした。

トレランで距離をこなせばマラソンも何とかなると思っていたからでしょう。

マラソンを走るからには、きちんとロードでの30㎞以上のロング走を大会の2週間前までには行うことが大切と実感しました。

大会前の準備

準備については完璧・・・のつもりでした。

ウエアやシューズの選定は万全、忘れ物もない状態。
ミスはレース直前に発覚、マラソン用に愛用していたソックスの“5本指TABIO”が破れかけていたのです。
薄くて丈夫で靴の中でのグリップ性が良い無敵の相棒でしたが、これまでの酷使で寿命を迎えようとしていました。
着替え用のカジュアルソックスで対応、少し緩めでグリップも効かず、普段はあまり出来ないマメを2つもこしらえる結果になります。
ウエアやシューズ、ギアの準備をして点検を怠ったツケがやってきたという感じです。

当日朝の食事も失敗しました。
10時25分とスタートが遅いこともあり、このくらい消化できるであろうと当初の予定よりも朝食を多く摂りすぎました。
レース序盤は未消化でお腹がタプタプしわき腹痛が起こり、内臓に負担をかけてスタミナロスを招いたことでしょう。

大会準備や食事についても注意し過ぎてもし過ぎることはないですね。

気温対策

しっかりやっておけば良かったと反省しているのが気温対策です。

当日は晴れ、昨日の雨から一転し気温も高く最高23℃まで上がりました。
ましてや一番日の高くなる日中の時間、帽子、アームカバーの対策はしておくべきでした。

汗は予想できたので汗止め用のヘッドバンドは準備しましたが、帽子があれば日差しから頭を守れ、終盤に起きた目が眩むようなこともなかったのではと考えます。
腕は特に日焼けして今でもヒリヒリしています。
アームカバー要りますよね💦

メンタルコントロール

今回は2年ぶりのマラソンと言うこともありレース中の気持ちのコントロールがお粗末でした。

序盤はキロ5分に抑えることで頭がいっぱいになり走りより時計にばかり集中し結局は乱ペースに、途中でフォーム集中に切り替えましたが体力のロスは大きかったはず。

中盤に気持ちよく走れるようになってから、向かい風やぬかるみの悪路、砂利道を頑張りすぎ抑えが効かなかったことも反省です。
向かい風には立ち向かわず前傾で体を風に預け、ぬかるみや砂利道は力押しではなくスルスルと抜ければもう少し後半に力を残せたかなと思います。

終盤33㎞で目標ラップが10秒以上落ちたときに早々と諦めが出て、ネガティブな思考に陥いりポジティブに切り替えるまでに時間がかかったことも今までにはなかったことです。
最後の2㎞とゴール前はスピードを上げれる脚が残っていたので今回の終盤は完全に気持ちで負けていました。
33㎞以降に前半のすべての貯金を使い果たし利子まで付いてしまう結果に。
マラソンは30㎞から、言葉では分かっていても何度走ってもうまく出来ないものです。

秋の大会に向けては、疲労を抜くことを怠らずにマラソン用のトレーニングを確実に積み、大会準備・当日準備と点検までをしっかり行い、気候・気温対策を万全にしレース中の気持ちのコントロールをポジティブを意識して臨みたいものです。

久しぶりのフルマラソン、撃沈はしましたが得るものも大きかった大会です。

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