こんにちは、ひできちです。
先週、“生駒トレイルラン(夏山)”を終え、次の大会は“世界ジオパークトレイルラン”。
世界のジオのパークでトレイルラン。
すごい響きの大会です。
ひらたくいえば、ユネスコに指定された地形遺産のある山陰地方でのトレラン大会ということです。
2013〜17年の間、5大会連続で出走、最高順位は17年の3位。
以降は、仕事やコロナ禍の影響で参加を見送り5年ぶりの出走(40km)になります。
ロードで故障しリハビリでトレランに出会い初参加。
以来トレランの魅力にはまってしまった思い出の大会。
トレイルを楽しみたい、強い走りを身につけたい、秋の大会に向けスピード、スタミナ、暑さへの耐性をつけたいランナーには最適の大会です。
今回は、魅力的で鍛錬の効果も高い“世界ジオパークトレイルラン”についての振り返りと紹介をしていきます。
聞き慣れない“ジオパーク”
“世界ジオパーク”!
なんとなく凄い響きと思いながら、意味はサッパリ分からず参加していました。
ジオパークとは、山や川、大地や地層といった、地球による長年の地殻変動などの自然現象によって生み出された地域や景観。
「大地(地球)の公園」という感じです。
日本では、9地域がユネスコ世界ジオパークに認定されています。
今回走る世界ジオパークは、山陰海岸(鳥取、兵庫、京都)の兵庫エリア(神鍋高原)で開催されます。
魅力満載の神鍋高原
大会の行われる神鍋高原は、兵庫県豊岡市日高町にある高原。
終盤に走る神鍋山は、標高469.5mの近畿で最も新しい火山。
はっきりとした噴火口が残っている珍しい山で、大会では、この山を下りゴールになだれ込みます。
草がフカフカのスキー場ゲレンデを駆け下りる気持ち良さはこの大会の醍醐味の一つです。
春、夏はパラグライダー、グラススキーや登山。
冬はもちろんウィンタースポーツ。
どの季節でも楽しむことができますね。
夏の合宿にも最適で朝晩はひんやりするほどです。
世界初の5大陸最高峰登頂、マッキンリー冬期単独登頂など数々の偉業を成し遂げた植村直己さんの出身地としても知られ、植村直己冒険館では様々な体験コーナーを楽しめます。
お得 ITRAのポイントがもらえる
ITRA(International Trail-Running Association)
国際トレイルランニング協会がポイント認定している大会.
57kmの部は4ポイント(認定中?)、40kmで2ポイントを獲得することができます。
UTMFを目指すトレイルランナーにとっては、お得な大会です。
UTMF参加資格を得るには10ポイント以上の獲得が必要ですので少々足りませんが・・・。
序盤が勝負 タフなコース
コースは、スタートとゴール地点が同じ周回コース。
累積獲得標高は1710m(40km)。
スタートから万場スキー場(約5km)までは、平坦でロードの多い区間。
大杉山登山道からは、激しい登りで序盤の最大の山場。
注意しないとここで力尽きてしまいます。
蘇武岳山頂(1047m)からは走りやすいトレイル、なだらかなくだりが続き気持ちよく走れる区間です。
エイドのある神鍋峡谷公園(23km)から上りの林道。
後半部の長い上りはランナー泣かせ。
15年大会では、ここで低血糖状態になり、ふらふらでエイドに辿り着きました。
28km地点、三川山林道分岐からは下り。
35km地点のエイドから神鍋山登山道を上り火口を半周してゲレンデを駆け下りゴール。
景色も含め、ここが一番気持ちいい瞬間です。
※40kmの部コース図
まとめ
累積獲得標高は1710m(40km)ですが序盤に一気に駆け上がらなければいけない激斜面あり、終盤にも長い林道を走りぬくタフさが必要。
長い下りに耐えることのできる筋力や状況に合わせたペース判断など攻略が難しくそれだけに楽しいコースです。
山陰のジオパークの大自然を満喫でき、純粋にトレイルを楽しむもよし、心身を強くする鍛錬の場と考えるもよし、秋のマラソン大会に向けてのスピード・スタミナ・暑さ耐性の練習と捉えることもできる大会です。
山陰地方とは言え、報道にあるように夏場は気温が高く暑さ対策は必要です。
この時期の大会は、レーステクニックに勝るとも劣らず、暑さへの強さが問われます。
参加される方は、無理しない程度に暑さ慣れの練習をしておきましょう。
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