やっぱり坂が好き 〜やめられない坂トレーニング〜

サブ3

こんにちは、ひできちです。

破裂するかと思うほど、心臓がバクバクする。
動かすのも痛いほど、乳酸が溜まってくる。
折れるかもしれないほど、足を地面に叩きつける。

ツラい、苦しい、痛いと分かっているのに何度もチャレンジしてしまう坂!

毎日のように走っているだけでも、走らない一般人から見れば変態。
その変態の中でも、さらに変態な“坂好きランナー”にも言わせてほしい。

「好きだから仕方ない🤣!」

ということで、今日は“坂好きランナー”の弁明について考えてみます。

坂トレーニングのスタート地点、開森橋

チャレンジしたくなる理由

昨日の練習予定は、ロードでのEペースジョグ。
気分が乗らず、天気と同じく気持ちもグズグズ。

しかし、「そうだ、坂を走ろう!」と思った瞬間にスイッチオン。

平坦なロードを走る事も楽しいですが、もっと刺激が欲しい。

走ることに加え、上って下って、スピードの緩急も必要。

さらに平地以上に路面の状況、着地に気を配らなければなりません。

なぜ、簡単な平地でのロードよりも難しい坂を求めるのか?

複雑で高度に身体を使う動きから得られる、心地良い疲れを脳が求めているからです。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

トレーニングとして

坂は、脳が求めるだけでなく、ランナーとして身体を強くするためにも効果的です。

山の多い日本では比較的簡単に坂が見つかります。
山の麓や峠、橋を使った坂トレーニングも思いのまま。
問題は自分好みの距離の坂が都合よく見つかるかどうかでしょうか。

今回選んだ坂は、阪急夙川駅近くの開森橋からロックガーデン入り口の看板のある大谷茶屋までの1.4km、約150m上り続けます。

最初は少しなだらかな住宅街、段々傾斜がきつくなります。
数十メートル息のつける場所が2回ありますが、ほとんどはキツイ上りです。

坂の途中までは住宅街

ロックガーデン看板に近づくにつれ住宅街から山道に入り涼しくなります。

平地よりも足指の力、背面の筋肉を使わなければ登ることができません。
心拍数はすぐに上がり、乳酸が足をはじめ体全体に溜まっていくのがわかります。

上りきって、休まずに長い下り。

急な傾斜、慎重に柔らかく着地しないと足がやられてしまいます。
下りきるまでに、乳酸を除去し完全回復をはかります。

これを3回繰り返して終了。

ストライドを長く、ピッチを早くし、スピードを向上させるには、坂トレーニングが最適です。

山道は涼しく気持ちよい

シューズ

“ランニング足袋 MUTEKI”
今回の坂トレーニングで使用したシューズです。
5mmのソールは、路面の状況や硬さなどの情報を足裏に伝えます。

“ランニング足袋 MUTEKI”について興味のある方はこちらをご参照ください。

上りは、足の指で路面を掴む感覚が得られます。
ランニングシューズより楽に上れ、路面から受ける衝撃も少ないです。

下りは、ランニングシューズほどのスピードは出ません。
スピードを出すと足裏が痛いからです。
本来下りは危険なもの。
ランニングシューズは、痛みを遮り激しく速く下れますが、遮れない衝撃は容赦なく膝や股関節に襲いかかります。
下り坂は要注意です。

平地で走るよりも苦しいのに、なぜか何度もやりたくなる坂。

苦しい上りを心拍数最大の興奮状態で走り困難を克服することで、脳内から幸福を感じるセロトニン、やる気や活力につながるドーパミン、鎮痛効果のあるエンドルフィンなどの幸せホルモンが分泌からでしょう。

下る時は、リラックスしていかに上手く着地するか以外に考えない没入感、集中することの気持ち良さが得られます。

スピードとパワーを向上するウエイトトレーニング、柔軟性、フォームを改善するドリル、無酸素能力を開発するランニングの役割。
トレーニングとしての効果も多く得られます。

たくさんの理由を考えましたが、
結局「やっぱり坂が好き」なのです。

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