ランニングでのトラブル(Treating blisters and chafing) ~マメと擦れの対処~

ケア

こんにちは、ひできちです。

何か新しいことに挑戦すると、必ずうまくいかない事やトラブルに遭遇します。
それを乗り越えて成長があるので、挑戦自体は素晴らしいことです。
しかし、想定できるトラブルは、できる限り回避したい。

最近、筆者も脚力強化のため、足の本来の力を取り戻そうと“ランニング足袋”、“ランニングサンダル”に挑戦。
足袋では特に問題は起きなかったのですが、サンダルでマメと擦れを発症。
左の踵に大きなマメ(水ぶくれ)、右の親指の付け根付近にバンド擦れをつくってしまいました。

ランニングを始めたころ、トレランやウルトラの初期のころには、何度もマメや擦れをこしらえていましたが、久しぶりのこと。

改めて、事前準備と対策を考える必要を感じました。

ベアフットランに興味のある方はこちらをご参照ください。

距離の問題

今回“ランニングサンダル”でマメや擦れができた要因の一つに、いきなり距離を走ってしまったことがあげられます。
一昨日、サンダルで走った距離は12km。

少し痛みを感じたときは、時すでに遅し。
最初は、3~5kmの距離で慎重に様子を見ながら走るべきでした。

家からの往復コースを選択したこともミスでした。
いつでもやめて引き返せる周回コースなら症状も最小限に抑えることができたでしょう。

新しい靴を馴らすときは、短い距離で家を中心にした周回コースがおすすめです。

今回、マメと擦れを発症した“XERO SHOES”

靴下は重要

いつも保護されている足を、いきなり裸足にさらすことは危険でした。

シューズからサンダルへ移行する時は、最初は靴下履きで、徐々に裸足に馴らすのが良いでしょう。

先週の初“ランニング足袋”トレランは靴下を履いて実施。
特にマメや擦れの問題はでなかったので、良い判断だったと思います。

平地のロードでも起伏の多いトレイルと同じくらいの用心が必要です。

対策(1)

事前にできる対策としては、皮膚を保護するためのクリームを塗ること。

市販で様々なタイプが売っていますが、おすすめは㈲アースブルーの“プロテクトS1”。

プッシュタイプの容器に入った粘性の液体で、皮膚にしっかり塗り込むと、べたつきが少なく無臭。
皮膚に浸透するのでサポーターやテーピングにある、着用感によるストレスがないのもよいところです。

サンダルのバンド部分など肌に触れ、擦れが予想される部分に塗り込んでおくと効果的です。

アースブルーのプロテクトS1

対策(2)

万能対策品としてはテーピングがあげられます。

身体のどの部分にでも、どんな範囲でもしっかり皮膚を保護し、故障やケガの時にも役立ちます。

事前にマメや擦れや出来そうな部位に貼って予防。
トレーニングに携行して、予想外の場所にマメや擦れが出来始めたときに対応できるので便利です。

筆者もトレランではケガ対策も兼ね必ずお供に持っていきます。

平地でも不慣れなシューズを履くときは持っていくべきでした。

愛用のザムストテーピング

マメや擦れの対策を怠ると、痛みで走れなくなることと、患部をかばいながら走ることでフォームが崩れます。

筆者も昨日の練習で左右の患部をかばいながら走ったので、わずか6kmのランニングで普段は痛くならない場所が筋肉痛になっています。

それだけではなく、計画していたトレーニングの変更をしなければならず、予定が大きく狂いストレスにもなります。
本日予定していたトレランは延期、楽しみが一つ減ってしまいました😢

たかが、マメや擦れと侮らず、準備と対策をやり過ぎるくらいが丁度いいですね。

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