こんにちは、ひできちです。
ランナーなら誰もがチャレンジしてみるランニング日誌。
ずっと書き続けている、書いたり書かなかったり、全くつけていない、と結果は様々でしょう。
今回は、書くのが面倒、つい忘れてしまう、何日かつけないうちに存在すら思い出せなくなった、とにかく継続が苦手、書いても仕方ないと思われがちなランニング日誌をつけるメリットを紹介したいと思います。
ランニングの目的と目標の確認
まず、練習日誌をつけるメリットは目的と目標の確認が出来る事。
練習日誌の最初のページに「なぜ」「何のために」ランニングをし続けるのかを書いておく、スペースがなければポストイットや付箋などに書いて貼り付けておくとよいでしょう。
健康、ダイエット、記録達成、朝活の一環、その日のパフォーマンスを高めるためと様々な目的があるはずです。
その目的を達成する目標として月・週間の走行距離、練習の方法、ペースなどが決まってくることでしょう。
僕の場合、目的は「健康で永く動き続ける体づくり」。
誘惑や挫折に負けず継続するためには、続ける理由が大切ですね。
練習計画と進捗の確認
次のメリットは立てた計画の進捗の確認が出来るということでしょう。
「なぜランニングを続けて、何のために走るのか？」、という目的と目標を確認した後は、目標に向けての計画づくりが重要です。
ファンランナーの場合でも週に何回、何キロ、どんなコースやペースで、ウエアやシューズはなどの計画が必要でしょう。
記録を目指すランナーにとっては、どの大会で、どれくらいのタイムを目指すかの逆算を行い、月割り、週割の計画が重要になります。
走る前に“地図をご用意ください”ですよね！
練習日誌は普通のノートでもつけることが出来るのですが、【月間ランナーズ】の毎年１月号の付録として付いている“RUNNERS DIARY”が使いやすいです。
最初の方に一行で月の日別計画が立てれる見開きのページがあり、続いて１ページ１週間分の内容が記載できるページが出てきます。
大まかに月別・日別の計画を立て、週ごとのページに内容を記載していく。
走行距離はもちろん体重、体脂肪率、睡眠時間、心拍数を記載するスペースが準備されており、順番に書き込むだけなので楽ちんです。
立てた計画に対して、進捗の確認が出来る事こそ練習日誌の真骨頂でしょう。
計画してもほったらかしで検証しなければ、次のアクションに繋げることが出来ません。
計画どうりなのか、そうでないのかが分からなければ同じところをぐるぐる回ってしまいます。
振返り
そして、練習日誌を利用して振返りが出来るようになります。
計画に対しての進捗を確認すると、出来たのか、そうでなかったのかが一目瞭然になります。
走った距離、コース、タイム、体重や心拍数、睡眠時間や状態などの内容、距離は足りていたのか、強度の強弱は、頻度はどうであったのか調子の良し悪しを改めて見直すことが出来ます。
特に大会時の好不調を振返り、練習内容やケア、睡眠、食事などを検証することは、後々参考になることが多いです。
たとえ計画がこなせていなくても、何故こなせなかったのかが明らかになることで、次の対策が立てやすくなり継続のモチベーション維持に繋がります。
修正と実行
更に、計画の修正を行い、再度実行するうえで練習日誌は大きな力を発揮します。
計画は、必ずと言っても良いほど計画どうりにははこびません。
コロナ禍のような社会情勢、急な仕事、家や家族の行事や用事、自分自身の病気やケガなど様々なトラブルが計画を狂わせます。
計画どうりに行かないことは当たり前、何よりすぐに修正することが大切です。
計画段階では張り切っていることが多く、練習量が密になり故障やケガに繋がることもあるので下方修正が必要であったり、逆に余裕を持ち過ぎたときは上方修正が必要になります。
どんな状況でも練習日誌で俯瞰的に自分自身を見ることり、修正と次の実行計画が立てやすくなりますね。
日記としても
最後に、ランニング練習日誌を日記として利用することもおすすめです。
日々のできたこと、行ったところ、食べたものや買ったもの、勉強したことや読んだ本、世の中の動き、考えた事、うれしかった事、悲しかった事、感動した事を書いておき日記代わりに後で振り返るのも楽しいものです。
練習の記録にもなり日記にもなり一石二鳥。
練習日誌をつけることでPDCAをうまく回すことが出来、ランニングを継続するモチベーションも維持、ノート一冊でこんな効果的なことはありません。
どんなに優れた記憶力も鉛筆一本にはかないません。
頭の中の記憶では思い出せない自身の成長や失敗をランニング日誌を通し見返すと、為になって面白いです。
まだの方は、是非お試しください。
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